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フランス女優って、どうしてあんなに美しく脱力しているのでしょう。とろんとした視線。しどけない仕草。ふんわりとまとめた髪の毛。好んで着るのは、てろんとしたしなやか素材。締め付け下着なんてもってのほか、ノーブラを好んでいたりする…。これを、ハリウッド女優が真似たりしたら、単なるだらしない人になりかねません。

もちろんフランスにだって、カトリーヌ・ドヌーヴやファニー・アルダン、キャロル・ブーケのような、きりりとした女たち(=マダム系)だっていっぱいいるのですけれど、個人的に気になってしまうのは断然、脱力系。エマニュエル・ベアール、シャルロット・ゲンズブール、レティシア・カスタ、エロディ・ブシェーズ…たちなのです。

でも、今一番の脱力系注目株は、アンナ・ムグラリス。新作『そして、デブノーの森へ』では、ダニエル・オートゥイユ演じる著名な作家を惑わすミステリアスなファム・ファタールを演じています。彼女が、シャネルのミューズとして、デザイナーのカール・ラガーフェルドに気に入られているのは有名な話。確かに美しい人です。
でも、顔かたちなどよりも、特筆すべきは彼女のしどけなさ。あれは、演技では絶対に醸し出せない。とらえどころのない浮遊感に、「どこを見ているんだ」と思わせる焦点が合っていそうもない瞳とまっすぐに見据える挑発的な目線の使い分け。そういった態度は、演技というよりも、自分の魅力をカメラの前でちょっと増幅させているだけという感じ。あればっかりは、真似したくても、真似できない。例えば、犬が猫にはなれないように。何を隠そう、完全に犬系の私。憧れは無いものねだりの表れなのかもしれません。
それはさておき、もうひとつ、アンナにはすごい所が。それは、もったいぶらない、その大胆な脱ぎっぷり。ベアールもレティシアもそうだけれど、「美しいものはぜひお見せしましょう」くらいの気軽さで、必要とあれば、ぱっぱと脱ぐ。これも、ラテン系のフランス女優らしいところ。確かに、人に見せたくなるほどの伸びやかな肢体ではありますが、“隠す”ことに全く執着していない様子が潔くって、プロっぽくって、なんだか好感が持てるのです。ついでではありますが、ラブシーンで披露している小ぶりなままの胸にも共感。しわ伸ばしだ、豊胸だと、すぐにいじっちゃうどこかの国の映画界と違い、生きる姿勢も、女優としての意識も、あくまでナチュラルな脱力系。自然派な生き方に憧れる私にとって、彼女たちは永遠なる眩しい猫ちゃんたちなのです。
cinemacafe.net

エステで豊胸

 

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